CIO NovaPort TRIO II レビュー



2024-08-11 22:26:01
AmazonセールでかったCIO NovaPort TRIO IIが届いたよ!


ここがヨイ

・USB-Aを含む3ポート
・小さいサイズで67w出力
・結構熱を持つ

ここがネック

・さすがに45w 2ポート版より一回り大きい
・Type-Aを使用する場合にType-C Port2の制限が生じる


パッケージ


よくある形状の吊るし型パッケージ。
出力・重量・サイズなど必要な情報が過不足なく記載されていて好感。


マニュアルが付属。
よくある英語と日本語の2種類の説明が書いてあるタイプだが、日本語・英語でそれぞれ右開き・左開きで読む形になっており、大きな紙1枚でごちゃごちゃになっているタイプより読みやすくて〇。
ただし小さい。老眼の始まった我が身にはかなりきつい。

公式サイトにPDFがある。

外観 / 重量





約54 × 40 × 30mm / 約109g と65W級の充電器としてはかなり小型軽量。
デザインは非常にシンプル。色違いで黒モデルもある。

折り畳みのコンセント差し込み部が内蔵されており、コンセントに直接指す形状。

ポートは上からType-C1, Type-C2, Type-A。
同シリーズでType-Cが3ポートのモデルもある。





45wの旧NovaPort Duoと比べると一回り大きい。
コンセント側のデザインが変更されており、背面全体がコンセントに接地するように変更になっている。
旧モデルは設置面積が狭く、コンセントから抜けやすい印象があったため改善されたと思われる。

出力仕様


複数ポートの充電器にありがちな問題だが、パターンが複雑である。
特にType-Aを使用したときの割り振りに癖がある。

・単ポート使用時
使用ポート最大出力の組み合わせ
C1のみ67W
C2のみ67W
Aのみ18W
単ポートの場合はシンプルに67Wを使いきれる。(Aは当然そうはならないが)

・C x 2ポート使用時
使用ポート最大出力の組み合わせ
C1+C2 ①45W + 20W
C1+C2 ②30W + 30W
Cポートを2つ使用した場合、あわせて65Wまでとなる。
接続する機器により、上記2パターンのどちらかが最大として選択される。
ノートPCなどはC1につなぐのがよさそう。


問題はTypeAを組み合わせた場合。
使用ポート最大出力の組み合わせ
C1+A45W + 18W
C2+A5V固定・合わせて15W
C1+C2+AC1:45W C2/A 5V固定・合わせて15W
C2とAの回路が共通なのか、この二つを組み合わせた場合出力が5Vに固定され、あわせて15Wまでの出力となる。

ノートPC + スマホ + Aのなにか のような組み合わせで充電するとスマホが急速充電されないことになる。
この点には注意が必要と思われる。

切り替え時動作

C2で充電中にAを接続した場合はC2への出力が瞬断する。

45Wまでの使用の場合、熱は持つが熱々というほどでもない。
2ポート使用して65Wに到達しているであろうときはかなりの熱を持つ。

まとめ


総合的には65Wの充電器としては小型・軽量・シンプルデザインでヨイもの。
Type-Aを混在した場合に細かい制限が生じるので、これがネックとなる場合はC x 3モデルを検討しよう。

ここがヨイ

・USB-Aを含む3ポート
・小さいサイズで67w出力

ここがネック

・さすがに45w 2ポート版より一回り大きい
・Type-Aを使用する場合にType-C Port2の制限が生じる
・結構熱を持つ

[amazonで購入(C x 2 / A x 1)]
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